限られた本数の色鉛筆を使って、あなただけの「お地蔵さま」にぬり絵をしませんか?
100分間、ぬり絵に夢中になることで、心の中にずっと閉じ込めていた感情や、溜まっていたうっぷんなどを、「あなたのお地蔵さま」が受け止めてくれます。
悲しいことや、ストレスや、イライラ、モヤモヤが、ぬり絵が終わる頃にはどこへやら・・・。
大切な自分自身を取り戻してください。きづきのぬり絵は、「何かに気付く」ことができます。
「きづきのぬり絵」は、世間で流行りの「大人の塗り絵」のように、きれいに仕上げることを目的としていません。
むしろ、色鉛筆を自分の人生に見立てて、「自分のお地蔵さま」と100分間向き合ってほしいのです。
お寺で座禅を組むような気持ちで、心の整理や、溜まった感情を、色鉛筆を通して、お地蔵さまの絵の中に塗りこめる気持ちで、実践していただけたらと考えています。
人それぞれ、色鉛筆の使い方も、描き方も、そして出来上がりも違って良いのです。
きれいに描こうなどと思わず、今まで表現したことのないような方法で、失敗してもいいから、選んだ色で心のなすまま、色を塗り重ね、新しい発見をすることが大切です。
とにかく100分間は、人生100年に相当するつもりで、「自分のお地蔵さま」と向き合ってください。
最初の20分間は、生まれてから成人するまでの20年間です。まだまだ始まり何も描けないまま終わるはずです。
次の20分間は、学業を終え社会に出て、結婚や子育ての真っ只中かもしれません。自分のことで精一杯か?それとも周囲の人たちのことで精一杯か?人それぞれ生き方が違います。
さらに次の30分間は、人生の総仕上げです。人生に置き換えれば40歳から70歳です。絵の方も、ほぼ色使いや出来上がりが想像できます。
しかしこのぬり絵は、最後の30分間が、とても大切なのです。人生で言えば70歳から100歳まで。「自分のお地蔵さま」にじっくり向き合い、さらに重ねる色が、深みとなります。色を重ねることで、自分の想像以上の美しい色と出会うか? それとも汚れた色に感じるか?
「きづきのぬり絵」は、その人その人のこれまで歩んできた「生き方」「人生観」が表れるようです。自分自身が気づかなかった自分(お地蔵さま)に出会うことと思います。